感謝祭

カナダの感謝祭

毎年１０月の第二月曜日は、感謝祭で家族みんなが集まり七面鳥などの料理で秋の実りに感謝します。

去年は、パンデミックなどもあり「他の家族と合流しないように！」と政府からのお達しがあったにもかかわらず集まる人は集まってました。カナダ人は自由人です。

今年は、家の中で集まるなら違う住所から10人まで、または３家族。（夫婦・子供１人～３人想定）ワクチンを接種していない、または屋内が狭く間隔が２M取れないならマスクをするのが望ましい。野外なら20人まで集まる事が許されています。

ルールを守るかどうかは別ですが、一応決められてます。

感謝祭は月曜ですが、大抵日曜に集まってますけどね・・・

今、これを書いてるのが日曜の夜８時近くです。まだ外で笑い声や、子供達の声が聞こえてきています。

やはり七面鳥の丸焼き！

しかし、ここ数年七面鳥だけではなくなりました。極上ハムやらグリルチキン、ローストビーフなどなど依然と比べると各家庭で違うごちそうが準備されています。

ここ一週間のスーパーでは肉料理の為のセールが続いてました。

地元の新聞にも注意喚起と共にトラディショナル写真が載せられていました。

この七面鳥はやはり肉がドライになりやすく、グレイビーソース（七面鳥を焼いた時にでた油を使い作るソース。）のような何か七面鳥の上にかけるソースが必要なようです。

私が最初に驚いたのは、クランベリーソースを添えて食べる方法でした。

クランベリーソースは甘くて（爽やかな甘さですけど）・・・個人的にはバニラアイスに乗せたい味でした。クランベリージャムって感じで・・・ソース？っと、思う程。各家庭で味が違うのかもしれませんが、皆さんの七面鳥のドライ対策ソースは面白い。

各家庭でこの七面鳥の中身も違くて、野菜・クルトン・米・ハーブ等々、此方も各家庭で違うものが味わえます。

私も何度か友達の手伝いで一緒に作らせていただいたことがありますが・・・本格的に作ると前日から準備は始まっていました。

先ずは七面鳥の大きさにより時間が変わりますし、冷凍のもの又は農場などで新鮮なものかでも大分料理方法が変ってくるようです。

この、メイン料理・・・日本のお節料理みたいなものかな・・・

カナダでは年に２回この感謝祭とクリスマスに七面鳥料理が出ます。

カナダ人の友達の子供の頃の思い出は、感謝祭の次の日は必ずと言って良いほど七面鳥の残った肉でサンドイッチやサラダをお昼ご飯に持っていくそうです。此処では、とても飽きる食べ物の一つのようです。

デザートは、専らパイですね！

私の知り合いは、殆どの家庭でアップルパイにバニラのアイスクリームを添えて出されました。

この頃は、パンプキンパイも出てきました。前からあったのでしょうけどアップルパイ・シュガー（メープルシロップ）パイがいつもメインに売られてます。

歴史をさかのぼると、初めての感謝祭は16世紀イギリスからの移民マルティンさんが寒い中無事にこの北アメリカに着いた事を祝ったのが始まりともいわれています。(https://en.wikipedia.org/wiki/Thanksgiving_(Canada)ウィキペディア情報）

実際は、イギリス・ヨーロッパでの収穫祭をここ北アメリカで感謝祭として皆で秋の収穫をお祝いするようです。

語学学校では、ある牧師さんが自然災害が多くあった年に少ないながらも其の町の大通りで皆である食料を持ち合い分け合った事が始まりだとも学びました。

沢山の謂れのある「感謝祭：Thanksgiving Day」ですが、感謝する事って大切ですよね。人間一人では生きられませんので感謝祭がある限り、秋の収穫だけではなく色々なものへ感謝する日にしたいです。

アメリカは、来月感謝祭があります。その直前にはハローウィンです。

ハローウィンが終わると町は一気にクリスマスムードになります。

・・・でも、私にはまず中間試験があるのだった・・・まずっ！