保証人
海外でいつも一人で困ることは、アパートを借りる時。
私のような定職に就かず学校メインだとアパートを借りるのに毎回苦労する。
連帯保証人、家賃3カ月先払い、銀行残高証明、等々要求される。
あまり人に迷惑かけたくないが為に連帯保証人を請求された場合、そのアパートは借りない。
家賃前払いは、契約書にサイン時に1ヵ月分支払いは法的にも認められるが3ヵ月分と言うのは此処では不法行為なのだ。
でも現実に私のような外人は、お金を見せなければ貸してもらえないのが事実。弁護士をしていた友人は訴えるべきと言うが、そんな事をしていたら時間も金もかかる。
じゃ、停職に就けば良い!でも、この歳になると嫌な仕事が出来なくなった。
適当な仕事は、辞めたいといった時点で辞めらる。とても有り難いが仕事が長続きしない。ちゃんと契約書を交わす仕事は2週間前までに上司に届を出し辞職が可能だが、それでは済まない事が多い。面倒な事は本当にできなくなった。・・・我がまま一直線だ・・・マズイ。
カナダに来て、もう引っ越しのプロと言われるほど引っ越しをしている。そして、今またアパートを探しているが・・・私の選ぶアパートは競争率が高く、手が届かない。
先日、アパート見学をしたところ、ある親子と重なった。その場で父親が、「キャッシュで6ヶ月分払うからうちの娘に貸してくれ。」っと、オーナーはその親子に即決!驚いて何も言えず、そのまま帰った。
外人・女性・一人・金なし・停職なし
確かに信頼性は、かなり低い。
でも、家って大事。”ホッ”っと、できる場所であるべき。それを求めて探し続けるしかないらしい。
緊急連絡先
これもまた、おひとり様には厳しい現実。
病院などでカードを作る場合、毎回聞かれる。日本でも聞かれるが・・・海外で一人だと、誰に頼もうと毎回悩む。
このパンデミックで日本大使館・領事館からメールや電話で改めて緊急連絡先を聞かれた。
私は日本の兄の連絡先を伝えた。あまり宜しくない連絡先では十分承知だが、あまり此処の他人様に迷惑はかけたくない。
勿論、仲良しの友達には何かあれば日本大使館・領事館に連絡するよう頼んでいる。
迷惑掛けたくないと言っても最後には誰かの世話にはならないといけないのかと、つくづく実感した1年半。
それでも一人が良い
知ってる日本人がカナダ人と結婚した理由を話してくれた。
結婚前に学校で倒れ救急車で運ばれたらしい。その際、救急センターで連絡できる人がカナダにいない事が問題視されたらしい。
彼女はベッド上で横たわり、周りがざわついていた様子が余計に不安を仰いだらしいのだ。
退院してから一人で死ねないと、旦那探しに奮闘し無事カナダ人と結婚。凄い!即実行!中々、容易く見つけられないと思ってる私には信じられない行動。でも、人間強く思ったことは実現できるのだと感心して聞いていた。
でも、私には無理。このパンデミックで、もしもの時を考えさせられたが・・・だからと言って結婚したいと思えない。
つくづく一人で良かったと思う日々だが、現実問題として何かあった場合の作戦はもっと具体的にしなければと思っている。
それでも、私は一人が好きなのだ!
コメント
写真は、優雅な一時のようですが、考え込んでいるようにも見え、なんとも複雑…..。
海外で独り暮らし!大変ななか過ごしてきたのだから、凄い凄い
“困難の先には、なんちゃら…..”ですかね。
いろいろあっても、楽しく過ごすのが一番‼️
日本から、健康と明るい未来と幸せを祈っていますよー。
いつも温かい応援メッセージありがとうございます。
自分が好きで海外に出たので・・・何も言えません。
けど自分の人生良くも悪くも自分次第ですよね!
お互い楽しい人生作り上げましょう!!